酸っぱいブドウ
突然ですが、みなさまイソップ童話というものをご存知ですか?
ほとんどの方が一度は聞いたことがあると思います。
有名な物語でいうとアリとキリギリスやウサギと亀、金の斧、北風と太陽などがあります。
実はあまり知られていないのですが、他にも沢山の物語があります。
今日はその中でも面白いなと思ったものを紹介したいと思います。
それは酸っぱいブドウという物語です。狐とブドウとも言ったりします。
簡単に説明をすると狐が主人公です。
その狐はブドウの実がなっているのを見つけます。
でも、ブドウは上に生えます。
ですから狐は届きません。何度、ジャンプしても届きません。
となると狐はそのブドウを取ることができません。
するとその狐は怒りや悔しさからそのブドウを酸っぱくて美味しくないブドウだからどうせ食べても美味しくものに決まっていると自己を正当化するように考えました。
というようなお話です。
いかがでしょうか?
この話を聞いて私は色々なことを考えました。
もしかしたらなにか工夫をすればブドウが取れたかもしれませんし、たしかに取れたとしても本当に酸っぱくてまずいブドウかもしれません。
ですが、試してもないことをどうせやっても無駄だろうと決めつけることは個人的はいいことではないと考えました。
様々な解釈があるそうですが酸っぱいブドウという言葉は英語ではサワーグレープというそうです。
日本語で言う負け惜しみを意味するそうです。
こういう言い回しは非常にとんちの効いた英語ならではの表現かと思います(笑)
例えばですが長い木の棒を探すとか背の高い動物に依頼するとか何かしら台になるようなものを探したりとか何か物を投げてみるとか
そのような努力をしないでどうせ無駄だろうと自分に言い聞かせることは正直、自分も人生の中で具体的にこの時にありました。
というような具体例は今はハッキリと覚えていませんが絶対にそのようなことがなかったとは言い切れません…
このような話を聞いて何事もすぐに諦めるのではなく
努力したりどうすれば問題解決をできるかしっかりと考えるという行為が大切だなと改めて感じました。
負け惜しみでどうせ無理だろうという価値観より
どうすればより良い方向に物事を進めていけるのかそのような価値観を身につけていきたいなと思いました。
ブドウではなくともいざ自分が同じような局面に遭遇したら否定的にいや無理だろうと先に考えてしまうこともあるかと思います。
ですが、一旦落ち着いてもしかしらなにかしら成功の糸口があるかもしれないと冷静に考えることは大切だなと感じました。
また、私は狐ではなく人間ですのでそのような際は皆様に助言をいただくこともあるかと思います。
その際はよろしくお願いします(笑)
以上です。