3分間スピーチ集

そのまま話すだけで3分間スピーチが出来ます。

PKを外せる者はPKを蹴る勇気を持った者だけだ

バロンドールの呪いというのをご存知でしょうか?

1994年のワールドカップの出来事です。 ドーハの悲劇の記事をたまたま目にして色々と考えることがあったのでお話しさせていただきます。

勝戦のイタリア対ブラジルの試合についてです。 最後はPKでの決着となったそうです。 その際のイタリアの5人目に蹴った選手の言葉が印象的だったので紹介します。

5人目にPK蹴ったのはロベルト・バッジョという選手です。
彼はワールドカップ前に足を負傷していました。用は怪我を負ったまま試合に出ていました。

この当時ブラジルは世界最強と言われていたそうです。 正直、イタリアが決勝戦まで来れたのは奇跡だと記事には書いてありました。

そんな中、試合は決着が決まらずPKになります。 2-3の場面でイタリアが負けています。

ロベルト・バッジョの登場です。
彼が外せばイタリアは負けます。 彼は怪我をしていますがこの当時PKの歴代最多記録者でもあった為、彼以外に蹴れるような選手はいなかったので彼が蹴ったそうです。

結果的に彼の蹴ったボールはゴールポストを越えていきシュートは外れイタリアは負けてしまいました。

彼は「成功したPKは忘れられるが、失敗したPKは永遠に忘れることができない。」と発言しました。

歴代最多記録者であるバッジョが語るのですから間違いないです。 これは仕事や勉強面でも同じだなとこの記事を見たときに感じました。

どれだけいい仕事をしても、どれだけ勉強を頑張っても どこかでミスや不備などがあればそこが注目されてしまいます。
当たり前ですが、改めて感じました。

また、感慨深いなと思ったのがこの話はここでは終わりではありません。
4年後になるのですが、フランス大会にてディ・ビアッジョという選手がPKを外してしまい戦犯扱いを受けひどいバッシングを受けていたそうです。

そんな中、イタリアのバッジョがビアッジョに対して 「PKを外せる者はPKを蹴る勇気を持った者だけだ」 という言葉を送りました。

サッカーというのはどちらかが負けてどちらかが勝つ競争です。出来ないかもしれない、外すかもしれないとマイナスな気持ちではそもそもPKは蹴れませんし蹴ってもいい結果にはならないでしょう。

仕事、勉強どんな面でも通ずるものがあると思います。

この記事を見て新しく気付きが生まれたので私も今後は、ビビることなくPKを蹴れるようなモチベーションで日々頑張りたいと思います。

以上です。

取り付け騒ぎ(豊川信用金庫事件)

豊川信用銀行事件というものをご存知でしょうか?

1973年の出来事です。

簡単にいうと愛知県小坂井町というところにある豊川信用金庫が倒産するというデマによる取り付け騒ぎです。

結果的に取り付け騒ぎによって短期間で14億円も引き出されてしまいました。

きっかけは 3人の女子高校生の会話 です。

その中の一人にこの信用金庫に就職が決まった高校生がいました。

残りの二人がこの高校生をからかっていました。

冗談のような感じです。

信用金庫は危ないよ?

とからかったそうです。

後のインタビューからあんまり深く考えていない冗談で、銀行とか信用金庫は強盗が入る可能性があるからなんとなく危ないよ?とからかったと話しています。

それを言われた高校生は真に受けてしまい親戚に相談しました。

するとその親戚は豊川信用金庫本店の近くに住む親戚に

この信用金庫は危ないのか?と電話をかけます。

電話を掛けられた親戚は知り合いに豊川信用金庫は危ないらしいよと話しました。

またその話を聞いた人も親戚に危ないらしいよと話しました。

その時に親戚以外にその場に居合わせたクリーニングの業者の耳にも入りその業者の妻にも伝わりました。

次の日には小坂井町の主婦たちの中でその話題を知らない者はいないほどに話が広がっていきました。

この頃から通りがかりの住民の耳に入ったりします。

この時には豊川信用金庫は危ない。と断定的な言葉になっていたそうです。

ここまでわずか4日です。

ここから先は預金を引き出す人が増えてそれを見た人が

本当に危ないんだと確信してしまい

連鎖的に引き出してしまうという事件です。

女子高生たちの会話から一週間後にはニュースや新聞に取り付け騒ぎによるデマということが報道されるまでになりました。

逆にニュースや新聞を見た人たちが内容も見ずになんだかよくわからないけど預金している信用金庫のニュースをやっているから

ということでさらに預金を引き出す人が殺到しました。

そもそも女子高生3人の会話でここまで大きな騒動になることはありえないという思い込みから本当に倒産するとみんな思っていたそうです。

最終的にどうやって終着させたかというと

・大量の現金を見えるところに置いた

・実際に職員に金庫の中を見せて大量にお金があることを見せた

実際の職員からの話であれば納得してくれる人も多いと考えたためです

閉店時間を過ぎてもまだお客様が残っていた場合は絶対に店を閉めない

閉めると現金が底をついたのでは?等の予想をさせてしまうから

・マスコミによるPR

などにより、事件は鎮圧化に成功しました。

今でも豊川信用金庫は営業を続けています。

きっかけが高校生の冗談の会話というのがすごく驚きました。

たしかに思い返してみるとニュースとかでも見出しだけ見てなんとなくで見ているニュースも今までにあったなと改めて思いました。

今後は社内(学校)だけでなく友人等の会話でも変なこと言わないようにしないとなとすごく思いました。

以上です。

社会的証明の原理

皆様は他人と同じじゃないと不安だなと思ったことはありませんか?

 

私はあります。例えば今使っているこのスマートフォンも周りがどんどん変えていったので私もスマートフォンに切り替えました。

 

その他にも2種類の水がコンビニとかで並んでいて同じ値段だったしても残りが少ない方の方が人気なのかなと思ってそちらを購入したということもあります。

 

今は時期的にあまり機会がないですが、旅行の予約サイトなどでは今日何人が予約しました。と表示されます。こういった表示を見てじゃあ自分も予約しようかなと思ったこともあります。

 

このようにある状況で、自分の判断より周囲の人たちの判断を頼りにしてしまうというのは人間の心理原則だそうです。

 

これを社会的証明の原理と言うそうです。

 

実際、先ほど話した旅行サイトもそうですが、この原理はビジネスでもよく利用されています。

 

例えば、テレビの通販番組で

「お電話お待ちしております」と言う場合と、

「大変申し訳ありませんが、電話が混み合いつながりにくい場合がございますので、何度かお掛け直しください」と言う場合

 

同じ内容の事柄を話しているのですが後者の方が沢山の人が電話を掛けてオペレーターが手一杯になってるのかな?というような想像をすると思います。

 

このように同じ内容でも伝え方一つでこんなにも変わるんだなと改めて実感しました。

 

長所や短所を面接などで自己アピールする場面があると思いますが実際、短所を長所として伝えることも可能だと思いました。

 

短所は

「同時に複数のことをすることができず一つのことに集中してしまいます。」

と言うよりも

「私は物事に集中して取り組みすぎてしまいがちです」

 

と言う方が短所というよりむしろ長所として伝えることができるなあと思います。

 

また余談ですが、募金等をする際はあらかじめ見えるように多めにお金を入れておくというのが原則だそうです(笑)

 

そして自分自身もそうですが多数の意見というものに流されがちなのかなとも思いました。やっぱり行列が出来ている方がいいものだろうと勝手に想像してしまうと思います。

 

ですが、逆に自分の意思をしっかりと持つということも大事だなとも思いました。この機会に自分の中で気づきがありましたのでお話しさせていただきました。

 

以上です。

酸っぱいブドウ

突然ですが、みなさまイソップ童話というものをご存知ですか?

 

ほとんどの方が一度は聞いたことがあると思います。

 

有名な物語でいうとアリとキリギリスやウサギと亀、金の斧、北風と太陽などがあります。

 

実はあまり知られていないのですが、他にも沢山の物語があります。

 

今日はその中でも面白いなと思ったものを紹介したいと思います。

 

それは酸っぱいブドウという物語です。狐とブドウとも言ったりします。

 

簡単に説明をすると狐が主人公です。

 

その狐はブドウの実がなっているのを見つけます。

 

でも、ブドウは上に生えます。

 

ですから狐は届きません。何度、ジャンプしても届きません。

 

となると狐はそのブドウを取ることができません。

 

するとその狐は怒りや悔しさからそのブドウを酸っぱくて美味しくないブドウだからどうせ食べても美味しくものに決まっていると自己を正当化するように考えました。

 

というようなお話です。

 

いかがでしょうか?

 

この話を聞いて私は色々なことを考えました。

 

もしかしたらなにか工夫をすればブドウが取れたかもしれませんし、たしかに取れたとしても本当に酸っぱくてまずいブドウかもしれません。

 

ですが、試してもないことをどうせやっても無駄だろうと決めつけることは個人的はいいことではないと考えました。

 

様々な解釈があるそうですが酸っぱいブドウという言葉は英語ではサワーグレープというそうです。

 

日本語で言う負け惜しみを意味するそうです。

 

こういう言い回しは非常にとんちの効いた英語ならではの表現かと思います(笑)

 

例えばですが長い木の棒を探すとか背の高い動物に依頼するとか何かしら台になるようなものを探したりとか何か物を投げてみるとか

 

そのような努力をしないでどうせ無駄だろうと自分に言い聞かせることは正直、自分も人生の中で具体的にこの時にありました。

 

というような具体例は今はハッキリと覚えていませんが絶対にそのようなことがなかったとは言い切れません…

 

このような話を聞いて何事もすぐに諦めるのではなく

 

努力したりどうすれば問題解決をできるかしっかりと考えるという行為が大切だなと改めて感じました。

 

負け惜しみでどうせ無理だろうという価値観より

 

どうすればより良い方向に物事を進めていけるのかそのような価値観を身につけていきたいなと思いました。

 

ブドウではなくともいざ自分が同じような局面に遭遇したら否定的にいや無理だろうと先に考えてしまうこともあるかと思います。

 

ですが、一旦落ち着いてもしかしらなにかしら成功の糸口があるかもしれないと冷静に考えることは大切だなと感じました。

 

また、私は狐ではなく人間ですのでそのような際は皆様に助言をいただくこともあるかと思います。

 

その際はよろしくお願いします(笑)

 

以上です。

ゴールドラッシュ

みなさまはゴールドラッシュという言葉をご存知でしょうか?

 

この話を知っている方がいましたら知らないふりをしてください(笑)

 

アメリカのカリフォルニアの川で砂金が取れ一攫千金を狙った人達が大勢いたというものです。

 

 

1849年の出来事なのでフォーティーナイナーズと呼ばれるブームになりました。

 

今でもアメリカンフットボールチームとして残っているほどです。

 

 

金を手に入れてお金持ちになった人もいましたがその人達以外にもお金持ちになった人達がいます。

 

それは金を狙って一攫千金を夢見た人たちにサービスや物資を提供した人たちです。

 

ホテル、飲食店、銀行などです。

 

中でも金を掘るための道具 当時ではツルハシが主流だったそうです。ツルハシを販売していた人の方が富を得たなんていう話もあるほどです。

 

しかしこのゴールドラッシュで一番の一攫千金をしたのは別の人物だと言われております。

 

それは今でもご存知の方も多いと思いますがデニムやジーンズで有名なリーバイスです。

 

彼は元々、ズボンを売るためにカリフォルニアに来たわけではなかったそうです。

 

好景気なカルフォルニアに行けば何かあるだろうと考えて行ったそうです。

 

実際に金を掘る人達を見てズボンが擦り切れていたりすぐにボロボロになっているのを見てそこに注目したそうです。

 

今でこそ一般的にデニムを履くようになりましたが、元々は労働者向けに開発された服だそうです。

 

そしてあのデニム独特の青色はインディゴ染料という色合いだそうです。この染料は害虫対策にもなったそうです。

 

話は戻りますが実際に金の採掘で富を得た人は初期に始めた人だけだそうです。残りの大半は破綻してしまう人が全体の95%だったと言われています。

 

このような話から何事も目の付け所が重要だなと思いました。

 

最初に金を採掘出来ると発見した人もそうですし

 

目先の物事にとらわれず客観的に物事を見ることは大事だなとリーバイスの話から改めて感じました。

 

以上です。